5年生が三郷堰について学習しました。
三郷堰の方々の他に、市役所農林課や村山総合支庁などから総勢11名の方々が来てくださいました。
マイクロバスで寺津・高擶・蔵増に水を分ける「分水場」へ向かいました。大事な水が南北に流れていきます。
このような場所がいくつもあって、蔵増地内を網の目のように水路が走っているのです。
手入れも大切。「昔の人は鎌を使って草刈りをしたんだよ。」
模型を使って「水の浸透」について考えます。
地面に水が沁み込まないと、あっという間に水があふれてしまうね。
寺津小学区にある三郷堰の事務所と資料館へ。
資料館には、昔のポンプが展示されていました。「大きいね。」
水の神様を祭る神社に参拝。御神体はまん丸い石。最上川の流れで削られたのだそうです。
さわると頭が良くなるのだそうです。
まさに「心臓部」にあたる制御室。
あちこちにある分水場の状態が一括管理されています。
須川にかかっている水道橋を渡って、中山町長崎へ向かいます。
けっこうな高さに足がすくみます。
最上川から水をくみ上げる揚水ポンプ場です。
地下には大きなポンプ施設が。モーター音に異状がないかチェックします。
令和2年の水害の時は、ここまで水が来たそうです。怖いですね・・。
施設もかなり損傷したので、現在では浸水防止シャッターが備えられているそうです。
最後に、最上川の水量調整ゲートを見学しました。
川下の被害を抑えるための施設です。実際に動かしてくださいました。
田んぼの学習を進めている5年生ですが、稲の生育に欠かせない農業用水の仕組みについても理解を深めることができました。