4月28日(金)、雨天の予報があったため延期していた蔵田の田起こしでしたが、今年度田圃の先生としてお迎えしている佐藤功さんと5年生の子供たちが一緒に作業を行うことができました。佐藤さんからは、西沼田遺跡から出土した弥生時代の道具を農耕器具として蘇らせたもの、三本鍬、スコップの3つの道具を使用して、同じ時間ずつ使って実際に田圃を耕す実験も行いました。弥生時代の道具は、西沼田遺跡の奥山学芸員さんから指導もしてもらいましたが、子供たちからは、三本鍬が一番扱いやすかったとの感想が聞かれ、道具によって作業量が違ってくることを体験できました。また、トラクターで耕した土と人力で耕した土のほぐれ具合を比べ、機械化することでの便利さも実感できたところです。